ルール緩めで怖くないデスゲーム映画「トゥルース・オア・デア ~殺人ゲーム~」

昨夜、不眠症になって眠くなるまで見ていた今作。
ホラーとかスプラッターというわけでもなく、なんというか、人間関係が真実を話すことによってどんどん拗れていくのを見るという変わった趣向の作品。
なので別に怖くはない。
一応ジャンルとしてはホラーらしいですが、超自然系ゲーム映画とでもいうか。

パリピ人間関係崩壊ゲーム映画というか。
もっと人間関係がぐちゃぐちゃドロドロしても面白かったのに...。
いきなりのつかみはいい感じだったんですけどね...。



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真実か挑戦か

スペイン旅行に行くアメリカのバカ大学生グループ。
この辺はテンプレ。
酒飲んで、騒いで、踊って、ナンパしたり、されたり。
後半との落差を作りたいのはわかるが、こういうパートってあんまり必要ないんじゃないだろうか...。
グループ内の人間関係さえわかればいいのであって。
しょーもない時間が続く。

リビア(ルーシー・ヘイル)が知り合った現地ガイドに連れられ廃教会へと赴く一同。
いかにも何かありげな場所ですが、おバカグループなので当然気づかない。

そこで「トゥルー・オア・デア」(真実か挑戦か)というゲームを始めることになる。
ルールは以下、

一人一人順番に「真実」か「挑戦」かを選ぶ
・真実を選んだ場合、質問には本当のことを答えなければならない
・挑戦を選んだ場合、無茶なことを言われてもやり遂げなければならない

至ってシンプル。
結構メジャーな遊びらしい。
で、アメリカに帰ったオリビアは急に「真実か挑戦か」と聞かれる。
最初はイタズラかと想っていたがグループのひとりが死んでようやく何かが起きていることに気付き始める、と言った具合。


繰り返すが、怖くはない。
なにせ危険があるのは自分のターンになり「真実か挑戦か?」と聞かれているところでしか起きないのであって、それ以外にない。
なのでいわゆるホラーっぽい「誰かが襲いかかってくる」的な演出ではとりあえず死なないし残酷な場面もない。
大して血も流れないし、痛そうなのはハンマーで手を思いっきり殴るところくらいか。
ホラーが苦手でも見れるが、別に見なくても人生は損しない。

以下、ネタバレありで。

トゥルース・オア・デア ~殺人ゲーム~(字幕版)

トゥルース・オア・デア ~殺人ゲーム~(字幕版)

  • 発売日: 2018/12/05
  • メディア: Prime Video

抜け穴

いろいろツッコミどころがあるんだが、まず現地ガイドのサム/カーターが閉じこもってればセーフってのがかなりの謎ルール。
あそこまで強制できる悪魔のクセしてケイラックスはルールの抜け穴がゆるい。
本来であればオリビアのグループが2周目を終わった時点でサム/カーターのターンになり、そこで悪魔は待つべきなのに映画では即時スキップしてオリビアのターンになるってのはヌルい。
だったら各人閉じこもってればゲームが完全に止まるってことになる。

そして最後、

リビア(真実:生存)→ルーカス(挑戦:死亡)→マーキー(挑戦:生存)→ケイラックス(真実)

リビアの計略で輪の中に悪魔ケイラックスを参加させることに成功。
リビアにゲームを抜ける方法を聞かれたケイラックス曰く

無理よ、止められるのはカーターだけだった
参加者全員がくたばるまでゲームは続く

などとのたまってる。

だが前述したようにサム/カーターは部屋に閉じこもることでゲームの輪を一時的に生きたまま抜けている。
なのでケイラックスはここで真実を話していない。
そこを突ければオリビアの勝ちなのでは?
まぁ、やはりオリビアなので無理かもしれない。


リビアとマーキーの二人生き残りケイラックスも輪にいるあの状況であれば、誰か第三者を間に挟み、

ケイラックス(真実)→誰か(挑戦)→オリビア(真実)→マーキー(真実)→ケイラックス(挑戦)→

こういう風にする。
これで誰かが死ねば、

→オリビア(真実)→マーキー(真実)→ケイラックス(挑戦)→オリビア(真実)→マーキー(真実)→ケイラックス(挑戦)→オリビア(真実)→マーキー(真実)→ケイラックス(挑戦)....

リビアとマーキーが真実を選び、ルールによって強制的にケイラックスが延々と挑戦を続けるループが出来上がる。

・二人連続で真実を選んだ場合、次の参加者は必ず挑戦を選ばなければならない

このルールがあるわけですから。

悪魔に自分を滅ぼすような挑戦をさせ続けるなら手段は広がる。
もしくはケイラックスのターンで質問も挑戦のお題も出さず引き伸ばすという手も考えられる。
不特定多数を輪に加えるよりよほど良心的な勝ち方だと思うが?


動画をアップロードして参加者を加える最後のやり口だが、動画再生回数一桁どころか0回なんてのが山ほどいる世界で果たしてどのくらいの延命処置になるのか。
ものすごい有名Youtuberなんかならわかるが、ヒャッハー動画ばかりあげてるような大学生のアカウントをフォローしてるのは同じ大学の生徒くらい。
だとすると、死ぬのはまた身近な人間ばっかりっていう...。