20210728

7/28(水曜)晴れ
東京都新規感染者 3177

他者の靴を履く

今、ブレイディみかこ氏「他者の靴を履く」を読んでいる。
シンパシーならぬエンパシーについて書かれた一冊。
かなりのオススメ。
別記事にするかもしれない。

ところでその中に「日本のテレビに情報量が多いのは待てないからではないか?」と言うのがあったんだけれど、あれは誘導したいから、簡単にしたいからなんですよね。
例えばチャンネルをザッピングしたときにこの番組がどう言う番組なのか、誰が出ているのか、仮にVTRが流れているとそういった情報がわからない。
だからテロップとしてそれを出す。
あるいはここで笑うんですよ、と言う目印としてテロップを出す。
チャンネルを変えて情報がわからない→待てない、という指摘には正しい部分もあるが、簡易にしたい、簡潔にしたい、わかりやすく、視聴者の感想をコントロールしたいと言う思考がそこに透けて見える。
やり過ぎた例は日テレのホームズですよね。
lite.blogos.com

国民のせい

コロナの感染拡大は止まらず今日辺り新記録更新なるか?と思っているのだが、テレビをつければオリンピックオリンピック。
朝からソフトボール云々ばかりだったので(目覚ましとしてタイマーでつけている)早々に消した。

SNSを見ると「今すぐオリンピックをやめろ」「オリンピックのせいでコロナが広がってる」派vs「コロナの拡大はオリンピックのせいじゃなく、政府の言うことを聞かない国民のせいだろ」派の様相を呈してきた。
もちろんオリンピックだけが原因ではないだろうが「国を挙げてのお祭り騒ぎをやるのに自分たちだけどうして引きこもってなきゃいけないんだ」と考えて、気が緩む連中が増えるのは必然であって、オリンピックが直接的でなくても間接的な原因なのは宜なるかな
面白いのが「政府の言うことを聞かない国民のせい」と宣う人にとって自分はその「国民」の中にいないところだろう。
政府の言うことさえ聞いてればなんとかなるんだ、は典型的な保守思想な訳だが、それに唯々諾々従って(代表制民主主義による弊害によって従わざるを得ず)きた結果が現在のこのどうしようもなく分断された斜陽の国という為体。
なのに元凶を国民に還元するのはあまりに状況が見えていない。
保守思想というのは都合のいいところだけ見て、都合の悪いところに目を瞑れば成立してしまうし、批判されればそっちこそどうなんだ主義で相手の痛いところをつけばいいと思っているんだから御し難い。
論点をずらしたところで何も解決などはしない。
実に困ったものであるし、民主主義国家である以上、選挙でノーを突きつけるしかない...のだが立憲民主党のあのグダグダっぷり、こちらもどうしようもない。

ライフ・オン・マーズ


最近、韓国ドラマ「ライフ・オン・マーズ」を観てる。

連続猟奇殺人犯を追う刑事が、追跡途中犯人に撃たれ、気がつくと幼少時代の韓国にタイムスリップ。
主人公はそこでも刑事として殺人犯を追うが、なぜか自分が追っていた猟奇殺人犯と同じ手口の事件が起きて...といった具合。

厳密にはタイムスリップではなく主人公は病院のベッドで意識不明になっていて、魂だけ(意識だけ)がタイムスリップ、もしくは自分の脳内で過去に遡っているような世界観。
女性に対する扱いがひどい時代。
婦警はお茶汲み雑用。
刑事は、容疑者を普通にボコボコにするし、この辺は他の韓国映画(「殺人の追憶」辺りの)でもよく描かれるような感覚。
そこへ現代の刑事がやってくるわけですから最初は全然そりが合わない。
やり方も無茶苦茶。
科学捜査?何それ美味しいの?
それが徐々に打ち解け、理解していく過程も面白いし、さらに現代と過去に渡る猟奇殺人の謎もなかなか深い。

せっかくいい作品なのにタイトルの「ライフ・オン・マーズ」ってのが、イマイチどんな作品か分かりにくくて損してる気がする。

本日の一曲

Kanye West Power
新しいアルバムが出るだの出ないだの言われてるので久々に聴き返している。