NTTdocomoいつでもカエドキプログラムが「最新PCを格安でレンタルできる」仕組みに
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NTTドコモがPCの取り扱いを開始、しかもスマフォに採用されているいつでもカエドキプログラムに対応。
このいつでもカエドキプログラムが面白いもので、これに対応したというのは非常に興味深い。
まずいつでもカエドキプログラム(以下、カエプロ)について。
カエドキプログラムの説明順だいたいこんな感じ pic.twitter.com/i9yVSbjK50
— なかの🍄ケータイコーナーの中の人 (@dnonakanohito) October 1, 2021
この方の説明がわかりやすい。
とはいえ説明だけではわかりづらいので以下、具体的にThinkPad X1 Nanoで考えてみる。
まず一括なら金額は239,976円。
これをカエプロの24回払いにする。
ちなみに単純な24回払い(利息なし)の場合、一回9,999円x24ヶ月。
面白いのが、このカエプロの24回払いは24分割ではないというところだろう。
docomoは返却された端末のリセール価格を設定している。
なので24回目の支払い前に本体を返却した場合、24回目の支払いを行わなくていい。
具体的な数字にすると、
まずdocomoが設定したX1nanoのリセール価格は96,360円。
2年後にこのPCはこのくらいの中古価格になっているという想定だろう。
そこで定価239,976円からリセール価格の96,360円を引くと143,616円。
カエプロを利用すると、この143,616円を23分割で支払うことになる。
なぜか一度目の支払額が少し多い6,248円らしく143,612-6,248で137,364円。
月々の支払額は24等分の9,999円ではなく、137364÷22で1回辺り6,244円になる。
ややこしいが要は月額6,244円でそこそこハイエンドのPCを2年間レンタルする、と考えるとわかりやすいかもしれない。
もちろん2年経っても買い替えたくない、愛着が湧いた、データを移すのがめんどくさい、などなど理由があって支払いを続ければ、そのまま買取することもできる。
その場合、24回目の残価(96,360円)をさらに分割などで支払う。
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スマフォの発展は日進月歩。
iPhoneに至っては毎年新型が出るたびに買い替え需要があるし、今年もネットユーザーには不評だが(先日もiPhoneを買う理由はもうないという増田がホッテントリになっていたが)当日、ビックロの地下は人で溢れていたし、実際一部機種は手に入りづらい状況も生まれた。
毎年、数年ごとに買い替えるとなると対価がかかる。
だからこそ代物弁済という形で購入価格を抑えるプログラムが生まれた。
iPhoneの場合、中古価格も安定しているし、Apple公式でも買取を行なっている。
しかしAndroid端末の場合、端末によっては下落率が大きくカエドキプログラムは(ずっと同じ端末を使い続けたいユーザーを除き)魅力的。
買取先はdocomoであり、どこぞの中古買取業者ではないというのも中古端末の処理として選択肢の理由になり得る。
2年もあればPCも随分進化する。
PCも高額ではあるが実際、道具としては消耗品。
特に持ち歩きの多いノートPCは見えない部分の劣化も多く、故障の可能性も上がる。
これまでもレンタルPCはあったものの、性能が高いものはコストがかかり過ぎて選択肢になり得なかった。
しかし今回のように23万のPCを2年間14万円、月額6000円でレンタルなら充分選択肢になるんじゃないだろうか。
少し難点があるとすれば、端末のスペックが固定というところだろうか。
Corei5-1130G7、16GBメモリ、512GB SSD。
OSはWIndows10Home、SIM対応(nano SIM)。
せめてOSが選べたりAMDが選べたりすると面白かったんですけどね。
同じようなスペックのものをレノボ公式で購入すると194,590円らしい。
ただレノボの公式って納入遅いのがね。。。
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